子どものADHD

乳幼児期でのADHDの特性の現れ方

 乳幼児期でのADHDの特性の現れ方を紹介します。

 

生後すぐ

 ADHDの子どもは、生後すぐに特徴的な症状が現れることはほとんどありません。

 

2歳〜3歳頃

 2歳前後になると、どこか他の子どもと違っているなあと気づき始めます。次のような症状が現れます。

  • 何回注意しても、言うことをきかない。
  • 他の子に比べて落ち着きがない。

 

3歳〜4歳頃

 成長するとさらに症状がはっきりしてきます。次のような症状が現れます。

  • じっとしていられない。
  • 興味が次々と移る。
  • 躾ができない。

 

 3歳児健診では、ADHDを含む発達障害の検査を行い、発達障害の傾向があるかどうかを把握します。次のような検査を行います。

  • 親に対して、子どもの様子を聞かれる。
  • 子どもに対して、名前や年齢など簡単な質問への応答、色の認識検査など、簡単な発達検査を行う
  • 健診会場での子どもと親との関わり、または他の子どもとの関わりを観察される。
ADHDの診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>ADHDは何科で受診する?

ADHDの症状を軽減する薬

「うつ症状」を軽減する

「パロキセチン」
パキシルのジェネリック薬品です。

「不安」を軽減する

「セルタファイン」
ジェイゾロフトのジェネリック薬品です。

ADHDの悩みを解決する本

「忘れ物」や「片付け・掃除」の悩みを解決する

「段取り力」を身につける

=>その他ADHDの悩みを解決する書籍

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