ADHDコラム

片付けられない人はADHDか?

 全米でベストセラーとなった『片づけられない女たち』は日本でも大ヒットしました。一時、この本の影響でADHDとは片付けができない性格の女性を指すと誤解されていた時期もありました。

 

 現在でも、「きちんと片付けができるから、ADHDとは違う」ということが言われたりします。
 しかし、片付けができるからといって、ADHDではないとは言い切れません。ADHDの特徴は多動性、衝動性、不注意です。すべての特徴が見られる人もいれば、1つだけ強く見られる人もいます。医師はこれらを総合的にみてADHDかどうかを診断します。片付けがスクリーニング(選出)のひとつのチェック項目になっているので、そこだけに目がいってしまいがちなのです。

 

 同様に、片付けができないからといって、ADHDであるとは限りません。ADHDでない人でも片付けができない人はごまんといます。

 

 なかにはこだわりの強いタイプのADHDの人がいて、几帳面に片付けることができます。このような人は衝動性、多動性により生活に支障をきたすケースが多いです。

 

 繰り返しになりますが、ADHDとは多動性、衝動性、不注意の点から総合的に診断されるものです。片付けという一面だけで、ADHDかどうかを決めつけてしまうのは危険です。

 

 ADHDの片付けができない症状や対策はこちらです。参考になさってください。=>片付けができない|ADHDな大人

ADHDの診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>ADHDは何科で受診する?

ADHDの症状を軽減する薬

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「パロキセチン」
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「不安」を軽減する

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ADHDの悩みを解決する本

「忘れ物」や「片付け・掃除」の悩みを解決する

「段取り力」を身につける

=>その他ADHDの悩みを解決する書籍

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