脳血流からADHDを見分ける方法を発表
自治医科大と中央大の研究グループが脳血流によってADHDかどうかを判定する方法を発表しました。
ADHDの子供は脳の前頭前野がうまく働いていないと考えられています。
研究では、指定された画像が現れた時だけスイッチを押すゲームをさせ、脳の血流に起きる変化を「光トポグラフィー」という装置で測定しました。その結果、ADHDでない子供は前頭前野の血流が増えるのに対して、ADHDの子供はほとんど変化がでませんでした。
このことにより、光トポグラフィーによってADHDが判定できると発表しています。ADHDは診断の難しいケースもあります。今後、判定の補助ツールとしての使用が期待されます。
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