アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は、会話が苦手で異常なこだわりが見られ、それでいて知的な遅れがないのが特徴です。日常生活がスムーズにいかないこともあり、仕事面でも生活面でも苦労が絶えません。
ADHDとアスペルガー症候群の違い
ADHDの方に見られる多動性は場面に関係なく、いつでも動きます。アスペルガー症候群の人は、その場の雰囲気や暗黙のルールを理解していないときに動きまわることがあります。また、ADHDの人は集中する時間が短いといった特徴がありますが、アスペルガー症候群の人は好きなことに関しては集中して取り組みます。
対人関係においては、ADHDの人は周囲の反感を買うような行動のため、トラブルを起こしやすいですが、基本的に相手を理解しようとする気持ちがあります。一方、アスペルガー症候群の人は、他人を理解するという気持ちが希薄なため、失礼な態度や発言をしたりして、相手を怒らせてしまうことがあります。
アスペルガー症候群の人は興味の幅が狭く、異常なこだわりを見せることがありますが、ADHDの人には極端な執着やこだわりはみられません。
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