大人のADHDの障害者手帳と障害年金
大人のADHDの障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)と障害年金について紹介します。
ADHDの方は生活や仕事に支障が出ますので、こういった公的制度を上手く利用しましょう。
ただし、大人のADHDでは障害者手帳は取得できるケースはあっても、障害年金を受給できるケースはほぼありません。
障害年金を受給対象となる精神障害は、重度のうつ病や統合失調症に限られていて、ADHDなどの発達障害は対象外となっています。
ADHDの支援においては、障害年金ではなく、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)の取得を目指したほうが得策といえるでしょう。
2016年から障害者雇用義務の対象に精神障害者が追加される
2016年4月の改正障害者雇用促進法の施行により、障害者雇用義務の対象に精神障害者が追加されます。
ADHDの方が就職を有利に進めるには、障害者手帳を取得した上で、この精神障害者雇用枠を狙うと良いといえるでしょう。