空気が読めず人の話が聞けない
症状
ADHDがある人は、空気が読めず、人の話が聞けないことがよくあります。
ADHDの基本症状である多動性・衝動性・不注意のために、対人スキルが身につかないのです。
一般的に次のような傾向があります。
- 人との約束や社会のルールを守れない
- 自己中心的、協調性に乏しい
- 人の気持ちを読むが、それに適した対応ができない
- 感謝・共感・反省の気持ちを表現できない
- 孤立しやすい
アナタは大丈夫?空気読めないタイプのチェック
みんなで楽しく遊んでいる時にルールを破ってぶち壊しにする自分の興味のあることを一方的に喋って、人の言うことを聞かない
平気で人を傷つけることを言う
人に助けられても、ありがとうと言えない
2つ以上チェックがついた人は、意識的に直していきましょう。
【対策】空気が読めず人の話が聞けない
対人スキルの未熟さは致命的です。仕事でも苦労しますし、社会で孤立します。
しかし、ADHDの人は、人と親しくしたいという気持ちは持っています。そこがアスペルガー症候群の人とは大きく違うところです。
対人スキルを訓練するSSTという療法があります。しかし、大人になってからでは、あまり効果が期待できないという報告もあります。
生活環境を整えたり、職業の見直しなどを検討したほうが現実的ともいえます。