ADHDにまつわるコラムやニュースをお届けします。
ロシア帝国軍を率いた大元帥スヴォーロフの逸話です。パーティで突然テーブルに飛び乗り奇声を上げる病院を見舞い部下に我が配下は元気でなくてはならぬと杖で殴りつける部下に意味不明な質問を唐突に投げかけまる冷水にダイブして眠気を覚まし、鶏の鳴き真似して兵士を叩き起こす部下を集め、朝からいきなり酒につきあわ...
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ADHDの薬コンサータ(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)が大人のADHDにも使えるようになりました。 これまでコンサータは18歳未満で診断された患者のみ使えました。しかし、2013年12月、厚生労働省はコンサータの適用を拡大し、18歳以降にADHDを診断された「大人のADHD」の患者にも使えるよ...
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日本精神神経学会は、精神疾患の病名に関する新しい指針を発表しました。注意欠陥・多動性障害(ADHD)は注意欠如・多動症になる見込みです。 ”障害”だと治らない病気のように思われるため、”症”という言葉を使うとのことです。 言葉の定義というものは難しいものですが、DSMの改訂などのタイミングを機に、...
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全米でベストセラーとなった『片づけられない女たち』は日本でも大ヒットしました。一時、この本の影響でADHDとは片付けができない性格の女性を指すと誤解されていた時期もありました。 現在でも、「きちんと片付けができるから、ADHDとは違う」ということが言われたりします。 しかし、片付けができるからとい...
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ADHDの方の良いところはたくさんあります。以下に列挙します。人懐っこい ADHDの人は、他人との距離が近く、誰とでも仲良くなったり、人懐っこい面があったりします。ふいに人の懐に飛び込んだりできるので、営業の仕事などが向いています。しかし、顧客開拓は得意ですが、そのあとの管理業務、アフターフォロー...
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片付けができないADHDの方の特徴として、まず収納グッズを買ってしまうという人がいます。 収納グッズを買っても、片付けができるようになるわけではありません。かえって、部屋のスペースを潰してしまい、一層片付かなくなってしまいます。 例えば、部屋に物がすごくあふれていて困っていた時に、衝動的に机を買っ...
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発達障害を専門とする医師はADHDかどうかを問診だけでわかるものなのでしょうか? 長年、発達障害に携わってきた医師の方には、患者と話しただけで、「この人はADHDだなあ」「この人はアスペルガー症候群かなあ」という感覚を持てる方もいるそうです。しかし、そういった感覚は、診断にプラスに働くかもしれませ...
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自治医科大と中央大の研究グループが脳血流によってADHDかどうかを判定する方法を発表しました。 ADHDの子供は脳の前頭前野がうまく働いていないと考えられています。 研究では、指定された画像が現れた時だけスイッチを押すゲームをさせ、脳の血流に起きる変化を「光トポグラフィー」という装置で測定しました...
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大日本住友製薬がADHDなどの子供の発達障害の治療薬を開発します。 現在、小児患者を対象とした臨床試験で効果を確認中で、2016年まで治験を実施、2017年度にも米食品医薬品局(FDA)に販売申請して製品化を目指すとのこと。 将来日本への展開があるかどうかは今のところは不明です。しかし、薬の選択肢...
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頭部にダメージを受けたことがある人ではADHDが多いことがカナダの研究班より報告されました。カナダの18歳以上の成人3993人を対象として電話調査。外傷性脳損傷の経験がある人の中で、6.6%にADHD陽性所見が検出された。外傷性脳損傷の経験がある人の中で、5.9%がADHDの診断を受けたことがある...
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