ADHDは子どもの頃からその特性が現れます。成人のADHDを疑われる方は子どもの頃に似たような特性はなかったか確認してみてください。また、お子さんを持つ方は子どもにADHDの特性がないか見定めてみてください。
ADHDは発達障害のひとつです。発達障害におけるADHDの定義、位置づけ、特性を紹介します。 発達障害は大きく、精神遅滞、広汎性発達障害、特異的発達障害に分かれ、ADHDは特異的発達障害に属します。 特異的発達障害は、全体的な能力は年齢に応じて発達するのに対し、ある部分的な能力に著しい遅れがみられ...
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ADHDを含む発達障害は、原因が脳の先天的な障害によるものなので、「治る」ことはない障害です。しかし、治療で緩和できたり、適切な教育によって、より良い成長ができる可能性があります。 発達障害は原因が完全には解明されていません。しかし、最近の研究では、発達障害は先天的な障害であり、脳の前頭葉、間脳、...
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乳幼児期でのADHDの特性の現れ方を紹介します。生後すぐ ADHDの子どもは、生後すぐに特徴的な症状が現れることはほとんどありません。2歳〜3歳頃 2歳前後になると、どこか他の子どもと違っているなあと気づき始めます。次のような症状が現れます。何回注意しても、言うことをきかない。他の子に比べて落ち着...
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多動性・注意欠陥障害と和訳されているADHDの症状がみられる児童が年々増加しています。1つの学級に数名、ADHDの症状を持つ児童が存在しているとの研究報告もあります。まだ発症、あるいは表面化していない児童もおり、担任や副担任の教員は注意深く一人ひとりの児童を見守る必要があります。 ADHDと思われ...
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