ADHDは発達障害のひとつ
ADHDは発達障害のひとつです。発達障害におけるADHDの定義、位置づけ、特性を紹介します。
発達障害は大きく、精神遅滞、広汎性発達障害、特異的発達障害に分かれ、ADHDは特異的発達障害に属します。
特異的発達障害は、全体的な能力は年齢に応じて発達するのに対し、ある部分的な能力に著しい遅れがみられるのが特徴です。特異的発達障害にはADHDのほか、LD(学習障害)などがあります。
ADHDは特異的発達障害ですが、他と重なりあうこともあります。例えば、ADHDの人が広汎性発達障害であるアスペルガー症候群のある特性を持っていることもあります。
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