ADHDな大人

うつ病や不安障害を誘発

症状

 ADHDのある人は、精神的なダメージにより、うつ病や不安障害などを発症してしまうケースもあります。
 発症のきっかけには次のようなものがあります。

  • 人間関係
  • 仕事の失敗
  • 家庭内の問題
  • 金銭絡みの失敗

 発症のきっかけはさまざまで、特定できない場合も多くあります。

 

うつ病の症状

 うつ病になると、気分の落ち込みや興味の喪失、やる気の低下などが現れます。頭痛や不眠、吐き気、下痢や便秘などの身体症状も付随します。ほうっておくと自傷行為や引きこもりにつながることもあります。
 うつ病の診断、症状、原因、治療

 

不安障害の症状

 不安障害になると、一般的には感じない強い不安や恐怖を感じます。そのため、日常生活や仕事に支障をきたすようになります。状況が長引くと引きこもりにつながることもあります。
 不安障害―マスクが外せない!

【対策】うつ病や不安障害を誘発

 うつ病や不安障害のきっかけや原因はさまざまで、自力で解決するのは大変難しいです。
 心の病気かもしれないと思った時には、ADHDの対処とは別に、精神科などを受診してみましょう。
 心の病気は、気の持ちようでは治りません。早めに専門医の診察を受け、適切な治療を受けましょう。また、心を休めること、体を休めることを優先的に考え、生活を見直しましょう。

ADHDの診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>ADHDは何科で受診する?

ADHDの症状を軽減する薬

「うつ症状」を軽減する

「パロキセチン」
パキシルのジェネリック薬品です。

「不安」を軽減する

「セルタファイン」
ジェイゾロフトのジェネリック薬品です。

ADHDの悩みを解決する本

「忘れ物」や「片付け・掃除」の悩みを解決する

「段取り力」を身につける

=>その他ADHDの悩みを解決する書籍

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