大人のADHD

ADHDな大人

 ADHDは子ども特有の病気だと思われていました。しかし、最近では、大人がADHDの症状に悩み、仕事や生活が困難になっていることがわかってきています。ADHDの人は自分の意欲や感情をコントロールして何かをやり遂げることが困難です。バランス良く日常生活をおくることも苦手です。
 ADHDの症状の一部は大人になっても残ります。うっかりミス、そそっかしい、忘れ物が多い、長続きしない、家事がうまくできない、毎日の決まった作業ができない・・・などなど。ADHDな大人のこういった特徴は、「性格」というにはちょっと日常生活への影響が大きすぎます。周りからは「やる気がない」「怠け癖」などと思われがちで、誤解されたり非難されたりするのが辛いところです。仕事では「ミスが多くて戦力にならない」「良い人なんだけどあてにならない」という評価も受けかねません。
 ADHD患者本人の気持ちをご理解いただければ幸いです。本サイトでは、大人のADHDの症状と対策を紹介します。

ADHDの特徴

 ADHDとは、Attention-Deficit Hyperactivity Disorderの略で、注意欠如・多動性障害の総称です。脳機能の不全によって、生活上にさまざまな困難を抱える、発達障害の一種です。
 ADHDの特徴は、大きく3つあります。すべての特徴が見られる人もいれば、1つだけ強く見られる人もいます。

多動性

 じっとしていられず、落ち着きが無い。静かにしていなければいけない状況でも、席をたってしまったりする。貧乏ゆすりなど、手足を常に動かしている。早口。退屈に耐えられない。せっかちで先走りがち。
 9歳前後をピークに目立たなくなることが多いようです。しかし、落ち着きの無さは大人になっても残ることがあります。

衝動性

 結果を考えずに行動する。判断と行動が早すぎる。自分勝手な行動にみられるため責められやすい。思いついたことをすぐに口にする。順番を待ったり、相手の話を最後まで聞いたりすることが苦手。人のものを無断で使ったり、奪ったりする。けんかをしやすい。

不注意

 注意力にかける。忘れ物が多い。物をすぐ無くす。人の話にボーっとすることがある。整理整頓が苦手。身だしなみに無頓着。
 注意力や集中力がない一方で、好きな事には過剰に集中するという特徴もあります。

 

「多動性」「不注意」「衝動性」はADHDの基本症状といいます。

ADHDの3つのタイプ

 大人のADHDは症状の現れ方によって、次の3つのタイプにわかれます。

  1. 多動・衝動性優勢型
  2. 不注意優勢型
  3. 混合型

  ADHDの基本症状は「多動性」「不注意」「衝動性」です。多動性は小学生後半になるとかなり改善されてきますが、不注意と衝動性は思春期・青年期・大人になっても残ります。
 このため大人のADHDは上の1〜3にわかれるのです。
 本サイトでは具体的な症状と対策を紹介しています。

ADHDの人はどのくらいいるか

 ADHDは決して特殊な病気ではありません。子どもでは5%くらいの人がADHDといわれています。海外の統計ですが、大人では2〜4%くらいといわれています。ADHDの人のうち、1/3が思春期までに症状がなくなり、次の1/3の人は症状が残るものの目立たなくなり、残りの1/3が大人になっても困難な症状が残ります。
 厳密にADHDと診断されなくても、その症状で困っているタイプの大人はたくさんいると考えられています。
 また、大人の発達障害で最も有病率が高いのがADHDです。

大人になって困るADHD

 ADHDの症状が残った大人は、様々な困難があります。

  • 子どものころは親や教師がフォローしてくれたが、それがなくなる。
  • 仕事や家事など、やるべきことが増える。
  • 自分で責任を持たなければならない。
  • 周囲から大人としての行動が求められる。

 約束を忘れるなどのミスを繰り返したり、集中が続かないので、怠けていると思われがちです。片付けも苦手で、デスクの上は乱雑になり、だらしない人と思われることもあります。ADHDの人はやる気を維持するのが難しく、やるべき仕事を遂行できない人が多いのが現状です。

 

ADHDで悩んでいる人はたくさいんいます

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