衝動買いが止まらない
症状
ADHDの人はその衝動性のため、買い物に行くと気が大きくなり、判断ミスを起こしてしまいがちです。
その結果、つい衝動買いをしてしまいます。あれこれ目を奪われて次々と買ってしまい、請求書を見て後悔することがよくあります。これは忘れ物や片付けよりも深刻な問題です。
本人は、どうしても選べなくて全部買ってしまいます。悪いと分かっていても買ってしまいます。他に買わなくてはいけないものがあったにもかかわらず、そのことは忘れてしまったりします。周りの人から見ると、衝動買いで破産するのではと恐怖を感じます。
計画的にお金を使おうともあまり思っていません。クリジットカードの返済が追いつかないなんてこともあります。なかにはギャンブルにはまってしまう人もいます。衝動的にお金を使ってしまう性格は、人生の破たんにつながりかねません。
アナタは大丈夫?衝動買いチェック
思いつきで買い物をする残高をあまり確認しない
2つで迷ったら両方買ってしまう
コレクションが好きなど、必要以上にものを買う
買う時の判断が早い
2つ以上チェックがついた人は、衝動買いの対策を考えましょう。
【対策】衝動買いが止まらない
買い物に時間をかけるようにしましょう。
また、金銭管理は他の人に任せると良いでしょう。家族がお金やカードを持ち、一緒に買い物に行くのが理想です。
それでもうまくいかない人は
- 高額の買い物は見つけたその日には買わない。あとで家族で相談してから決める。
- ほしい物リストをつくっておく。リストを見ながら家族で買えるかどうか話し合う。
- クレジットカードや大きなお金は持たないようにする。
などの対策をとってみましょう。