ADHDな大人

不眠症やアルコール依存症を誘発

症状

 ADHDのある人で特に衝動性の強い人は、生活のさまざまな場面で抑制がきかず、それが睡眠障害やアルコール依存症、摂食障害を引き起こすことがあります。発達障害そのものよりも大きな問題になるケースもあります。

 

依存症

 アルコールやタバコなど、ある特定のものに依存して、生活が破綻しかねない状態です。精神療法を受けたほうが良い場合もあります。男性はアルコール依存症に、女性は買い物依存症に陥る傾向にあります。焦燥感や絶望感で落ち着かず、それを紛らわすために依存してしまうと考えられます。
 その他の依存症としては、インターネット依存、薬物依存、ギャンブル依存症、ニコチン依存症などがあります。

 

摂食障害

 イライラを押さえるために食べ過ぎたり、痩せたいと思っても食べることをやめられなかったり、過食と嘔吐を繰り返す状態。治療が必要です。

 

睡眠障害

 夜になっても落ち着かず、寝なければいけない時間に活動してしまい、生活のリズムが乱れ、睡眠障害に陥る。治療が必要なケースもあります。

【対策】不眠症やアルコール依存症を誘発

 ADHDの特性である衝動性を消すことはできません。ただ、衝動性が向く方向を変えることはできます。
 昼間に運動をしたり、落ち着く音楽を聴くなど、習慣を変えましょう。また、食事、お酒、タバコの制限をしたり、深夜の活動を控えるなど、ルールを決めることも効果的です。また、お酒に走りやすい人はアルコール依存症の前兆に注意して依存症に陥らないようにしましょう。
 生活リズムを整えて、ストレスの少ない生活をおくりましょう。

ADHDの診断や治療は専門の医療機関にてお受けください。 =>ADHDは何科で受診する?

 

 

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